愛でる日々。

愛しいものだけ、シンプルに。

子育て始めました

去年の10月ムスコを産んで私の子育ては始まりました。

独身生活が長かった私は、もう自分の世話をするだけのことに飽き飽きしていて、

自分以外のものに時間を費やしたい!お世話をしたい!子供大好き!産み育てたい!

なーんてことを思っていました。今思えばお恥ずかしい限りです。

妊娠中には布おむつを縫ったり、慣れない裁縫でスタイを作ったり、、、自分にあると信じていた母性本能をむき出しにあれこれ準備して、生まれてくる子供をそれはそれは楽しみにしていました。

 

そうしてムスコが生まれた途端。

 

えー!こんなこと聞いていないよ!の連続。日々ムスコのお世話にあたふた。

時と場所を選ばずに、おっぱいとオムツにギャンギャン泣き喚くムスコ

言う通りになんてもちろんならない。予測不可能な毎日。

 私の母性本能はどこに行った?『自分以外のものに時間を費やしたい』なんて、

そんなこと言っていた自分を蹴飛ばしてやりたい。子供好き?うそうそ!こんなに大変なんて聞いてないよ〜!

毎日泣きそうになりながら(いや泣いていた)ムスコと過ごしておりました。

余裕なんてもちろんありません。自分のことは2の次3の次

必死に過ごしながら、友人の教え(生まれる前にカフェとか美術館は行くこと!!)などを今更思い出したりして。そして世の中のお母さんたちに尊敬の念を抱かずにはいられませんでした。

 

 こんなことを、こんな思いをしながら子育てしてたなんてお母さんたちは凄い。  

いや、お父さんたちもすごいんですよ、とにかく赤ちゃんを育てることが凄い。

我が両親よ、我儘沢山言ってごめん。友人たちよ、あなたたちこんな大変な思いをしてるなんて、言ってなかったじゃない。

 

大変な日々だけれど、でももちろん『産むんじゃなかった』なんてことはなく。

ふにゃふにゃで、頼りなさげにおっぱいを吸うだけでほぼ寝ているだけだった生き物は、少しずつ大きくなり、小さいながらもしっかりとした体つきに成長し、表情も表れ、なんとも言えない優しい笑顔で私たちを和ませてくれます。

 

 生まれてくれてありがとう(イライラすることも多いけど)

私の子育てはまだまだこれからが本番です。