実家の断捨離 地域のフリーマーケットに参加しました
私の両親は一度も引越しを経験したことがありません。イコール、モノの処分をする機会がありませんでした。『汚部屋』というわけでは決してありませんが、私が物心ついた時から実家の物置という物置は沢山の『使っていないモノ』で、溢れかえっていました。
何十年も前からあるセピア色の箱に詰められた一度も使っていない調理器具、一体何組あるねん?っていうくらいのカップ&ソーサーやお皿、なんかの景品の食器類、お祝い返しなどでいただいたタオル、毛布などの布類。。。とにかく沢山。
『今まで使わんのやったら、これからも絶対使わんやん』そう思える品々が所狭しと並んでおりました。
しかし困ったことに両親とも『まだ使えるモノを捨てるなんて罰当たり』と思う世代。『不必要なモノを捨てる』という概念がありません。
そのくせ、『いいモノは使うのがもったいない』と、日頃は安い器などを使い、割っては買い足す生活。いつまでたっても物置の食器たちは日の目を見ることがありません。
あらゆる『無用の長物』を抱え込んだ物置は飽和状態。開けるたびに私はうんざりしていました。
ああ、なんとかしたいなぁ。でも親を説得するのは中々至難の技。どうしようかなと考えていたところ、友人とフリーマーケットに出品することになりました。
要らないモノをお金に変える
当初私は、いらなくなった衣類、雑貨類を出品予定でしたが、ふと実家の不要物も出品してはと思い立ちました。すると意外に母からお許しが。
今思えば両親も、本当はなんとかしたかったのかもしれません。
若い時ならいざしれず、年を重ねて億劫になってしまい、重い腰をあげるタイミングを失っていただけなのかも。せっかくその気になってくれたので、母と一緒に出品していいものを選定しました。
先ほど述べた調理器具や食器類、布類。新品ながらも古めかしさを隠せないものもちらほら。『こんなの売れるかな?』と思いながらも、とりあえず全部詰めてみることに。
用意したモノは、私のモノと合わせて5人乗りの車の、運転席以外トランクを含めてたっぷり占領するほどになりました。
そうして迎えた当日、心配をよそに出品したものはほぼ完売。売り上げは15,000円と、私の想像を上回っておりました。思いがけない臨時収入が入り、懐はほくほく。しかも物置には沢山のスペースが。しばらくは空になった物置を眺めてはニヤけるのが楽しかった 笑
フリーマーケットのメリット
- いろんなものが売れる
私が出品を決めたのはNPO主催のフリーマーケット。あくまで『不要になったものを販売する』のが目的です。手作りマーケットや、お洒落イベントの1企画ではないため、老若男女問わず沢山の人が来ていました。なので多種多様なものが売れたのだと思います。横で大型の家具も販売してました。
フリーマーケットのデメリット
- 準備が大変
前日までの箱詰め作業は大変でしたし、当日も車は必須。友人は衣類メインで出品したのでハンガーラック等も用意していました。
- かなり値引きされる
フリマ慣れしたお客さん達(特におじちゃま、おばちゃまがた)が勢い良く値切り交渉をしてきます。目の前でグイグイと値切ってくるので、なかなか圧倒されました。それもまた面白かったけれど 笑
ただ、私の今回の目的は『要らないものがなくなること』だったので、実家のものは格安で販売しましたし、『スペースが増えてラッキー』と、結果には満足しています。
友人と1日一緒に、気持ちい気候の中外でおしゃべりしながら過ごすのはなかなか楽しい。良いイベントだったと思います。またやりたいな。