マイボトル始めました 習慣を見直す。夫と私の(勝手な)妥協点1
マイボトルなんて当たり前のことじゃないか!!
そう言われると耳が痛いです。ごめんなさい。
しかし私は段階的にようやくここにたどり着きました。
我が夫は、決して地球と家計のお財布に優しくない人です。
独身時代は、食事は外食が多く、飲み物はコンビニのペットボトルのお茶。
部屋には空のペットボトルがあちこちに転がる。。。独身男性なら当たり前のことなのかもしれませんが。
続きを読む布おむつ始めました 布おむつ育児のメリットとデメリット2
もはやマゾの域?私の布おむつ育児。
メリットについて
もちろん幾つかあるのです。まず、単純に紙おむつのように沢山ストックが要らない=スペースが要らない。ふつふつと断捨離に燃えている私にとってこれは嬉しい。在庫を確認して、しょっちゅう買いに行ったりしなくいいしのも助かります。
そして惜しみなく使える。紙おむつだと、替えた途端にウンチされたりすると、
『もう少し早く出してくれれば。。。泣』とか思いそうなところを(そして綺麗にした途端、粗相するのは育児あるあるなくらい結構あること)布おむつの場合は
『おお!いいぞ、出して、出しちゃって〜』と思えてくる。あと10分でお風呂が沸く、、のような時に、ウンチされても全然平気。
あと、肌触り。私は布やネルの肌触りが気持ちよくて布ナプキンを使用していますが、赤ちゃんにとっても、やっぱり合成繊維、化学繊維よりは布の方が気持ちいいんじゃないかなぁと思います。おむつ替えの時、洗いざらしの布を触るのも気持ちいですし、これが息子の肌に直接触れるものだと思うと嬉しい。
でもでもこれらだけでは、『デメリット』の方が勝ってしまう。私が布おむつにこだわる一番の理由は
『意識の中でムスコを近くに感じていたいから』
うーん、言葉にするとちょっと抽象的でわかりにくいかもしれません。
確かに紙おむつは便利でありがたい。でも、たまに紙おむつをつけていると、排泄ケアの心配をしなくて済むので、他のことに安心して集中することができる、とても楽なのだけど、ふと気づく
『あ、今ムスコのことを全く考えていなかった』
これは紙おむつだけ使われている方にはわからないかもしれません。
布おむつだと、漏れていないか気になるのでしょっちゅうおむつの確認をしてしまう。
どこにいるの?
何をしているの?
さっき替えてから30分経ったけど大丈夫かな?
あー、油断してたらオシッコしてた!ごめん、濡れて気持ち悪かったでしょう?
ただでさえ慌ただしく過ぎる時間。でも片時もムスコのことを忘れることがない。目で追ってなくても、必ず意識の中で、ムスコの姿を追い続けている。
こういう毎日を過ごしていると、紙おむつをつけてホッとできるはずが、逆にそわそわ落ち着かなくなるのです。
『早く布おむつを当ててやりたい!』と。
・・・うーん、書いていて、とっても母性を感じるではないか 笑(自画自賛)
なので、数日前まで風邪をこじらせていましたが、そんな体調不良の時ですら、周りのアドバイスを聞かずに布おむつを使っていた私。夫呆れる。ここまでくるとやっぱりマゾかな 笑
この『ムスコを近くに感じて入れること』これが布おむつのいいところかもしれません。
あっ、あと年配の方とお話しする機会が多いのですが、その時に『布おむつを使っています』というと、100%褒められます 笑
『このご時代に、偉いわね!!』って。これがかなり嬉しい。
いや、褒められるためにしてるわけではないのですが、社会から隔離された生活をしていて、答えやのない、無事に育てて当たり前と思われている成果の見えない子育てをしていると、褒められたりすることってあまりなくなるじゃないですか。そんな時に褒められると、かなりモチベーションが上がります。
デメリットとメリットを天秤にかけた時、わずーか、ごくわずーかだけメリットの方が私にとって多く、それでもって、なんとか、今日も布おむつじゃぶじゃぶ洗い続けられております。
布おむつ始めました 布おむつ育児のメリットとデメリット1
次に、私が思う布おむつのメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
デメリットについて
『メリットとデメリット』と言いながらデメリットからお伝えするって 笑
はい、そのぐらい私にとっては大変なことです、布おむつ。
事実私の周りには誰も布おむつを使用している人はいません。やりたいと思って脱落した人。やりたいと思ったこともない人。地域柄保育園で利用している人はいますが、リースなのでご本人はノータッチ。面倒だもん、仕方ない。
『コストがかからない、、、』とは言われますが、初期投資した大体の金額は
全部で15,000円くらいです。
紙おむつはというとざっくりですが、だいたい3時間に1度おむつを交換するとして、利用している紙おむつは1袋1,200円ほど。サイズによって枚数は違いますが、新生児用で80枚、普通サイズで64枚入りとすると
- 新生児期 → 80枚入りで10日もつとして 1ヶ月4,800円
- 乳児期 → 64枚入りで8日もつとして 1ヶ月5,000円くらい
1年で、60,000円くらいですか。
『おお!布おむつ安いではないか?!』と思われるかもしれません。でも私は紙おむつも併用しているし、プラスαサイズアウトすればおむつカバーはまた必要だし、洗濯するには水道代や電気代、洗剤などかかります。
『目に見えて』コスト削減に期待するのであれば、2人、3人目と複数子供を希望されていて、使い回すつもりならば見込めるかなぁ、いやでも、おむつカバーは1人目で結構汚れるしなぁ。
そして目には見えないけれども『洗濯をする人権費』これはやっぱり馬鹿にならない。すごく、ものすごく。
普通の洗濯と分けて明らかに余分に洗濯機を回すわけですし、布おむつにより汚れた衣服なんかで、他の洗濯物も増やしてしまう。
疲れた身体に鞭打ちながら、愚痴をこぼしながら、洗濯の準備をしていると
『なんでやめへんの?布おむつ』と半ば呆れて夫が言う。そうよね、そう思うよね。(今じゃ、実母も言うんだものね)
しかも、勝手に期待していた、いや出来ると信じ切っていた、目標にしていた『1歳前後でおむつが取れる』という夢も儚く消えてしまった今 涙
『なんやねん、第一目標が絶たれたんやからもうやめてもいいやん。初期投資もまあ、元は取れてるやろうし。(心の叫び、結構しょっちゅう)』
でも私は布おむつをやめていない。なんだかやめられない。
布おむつには、何か魔力のようなものがあるのか、それとも私がただただマゾなのか。
そこに私の考えるメリットと言われるものがある気がします。
次回お知らせいたします。(もはや興味なくなていったらすみません)
布おむつ始めました (新生児から1歳くらいまでの実践、思うこと)
布おむつ育児に必要なものを準備し、ムスコも生まれ、いざ実践へ!
毎日の流れ、洗濯の仕方
私は出産して1ヶ月里帰りしておりました。何せ妊娠中の娘に『布おむつ縫うよ』と申し出るくらいの我が母。先輩がいてくれるのは心強かったです。
まず、バケツ二つにそれぞれクエン酸とアルカリウォッシュを溶かした水を入れて、汚れたおむつをそれぞれのバケツに浸す。(ウンチおむつは軽く洗ってから) 毎朝オムツだけを洗濯機にかけて干したたむ。
季節は秋。朝洗濯した輪おむつは夕方には乾いていました。
しかし、新生児は本当にウンチとオシッコの回数が多い。布おむつは汚れるとすぐにわかるので、しょっちゅう泣かれて交換。その敏感さがおむつ外しに効果的と言われていますが、慣れないうちは『えー、さっき替えたばかりなんですけど。』と、うんざりしたこともしばしば。今から思えば可愛いもんだけど。
また当時私は、夜も布おむつを使っていたので、2〜3時間おきの授乳と別でおむつが濡れて泣いたムスコの対応にと、全然寝れませんでした。これが本当に辛かった。
なので、実家から自宅に戻った時には夜と外出は紙おむつと決めました。
夜と外出が紙おむつになってからはおむつの使用量が減ったため、自宅では1つのバケツにアルカリウォッシュを溶かし、その中にすべてのおむつを浸していました。
しかも洗濯は2日に1度。かなりのズボラ。お風呂の残り湯を洗濯に利用しています。温かいお湯の方が汚れも落ちやすく、経済的だしなんかいいことしている感が持てて気持ちよい。(干すのは夫。いつもありがとう。)
離乳食が進むとウンチが液体から固体に変化します。するとバケツにつける前の予備洗いでおむつがほぼ綺麗になるので、つけおきはオシッコ対策にしたほうがいいなと思い、入れる洗剤はアルカリウォッシュからクエン酸に変えました。
実践して思うこと
ズバリ大変だったと思います。正直に。布おむねつは漏れます、漏れますとも。離乳食前の赤ちゃんのウンチは液体。おむつカバーや服や寝具、すべてを汚すことなんてしょっちゅうだし、ソファやカーペットを汚されることも数知れず 泣
洗濯物は増えるし、毎日汚れたおむつの入ったバケツの上げ下げは、産後の身体に地味にダメージを与えたし。
いやいや布おむつしんどすぎやろ?って思いながら使っていました。
じゃあ、そこでなぜくじけなかったか。ひとえにそれは実家での1ヶ月があったからだと思います。
母は昔ながらの人で、メールもできない、現代技術を受けいれない(いや、わからない)アナログな人。この人が、汚物だらけでくじけている私をよそに、ホイホイ片付けてくれたわけですよ。背中で語る『育児ってこんなものよ』
今と違って自己犠牲の上で成り立っていた育児をしていた世代じゃないですか。だから彼女にとって当たり前のこと。そして、子育てのなんたるかを全く知らない私。それを見せつけられると『お、おう、育児ってこんなものなのか』と、思うわけですね。それが1ヶ月で染み付いた。
なんやかんやで1ヶ月布おむつで通せてしまった。なんとなく、そこで習慣になったのだと思います。
また、布おむつを使うにあたりいろいろ揃えたものが無駄になるのも嫌でした。貧乏性なんです、私。
あと、やっぱり布おむつだとおむつが早く取れると信じていたから。
「今はすごく辛いけど、その分早くおむつがとれたら楽になる!だから頑張ろう!」そう言い聞かせてここまできてる感じがします。
いや、もう目標の一年過ぎちゃってますけど、、、。
そんなこんなで、一年経った今も、なんとか布おむつは無駄になることなく日中お世話になっております。
後日談ですが、母は紙おむつの漏れなさに感動してました。
『えっ!こんなに楽なん?』
そして今では『なんで紙おむつにせーへんの?』と言ってくる。チキショウ。
断捨離の第一歩 買うのをやめました そして気付いたこと
さて『不必要なモノを買わない』なんて極々当たり前のことを始めた私。
いや、実際の所は子育てに追われて、のんびり買い物に行けなかったというのが実情なのですが。
『捨てる』ことの手間ばかり書き連ねましたが、もちろん『買う』ことにも同じようにエネルギーが必要ですよね。その場に足を運んだり、今はネットショッピングも出来ますが、見ずに買うので失敗をしたくない!との思いからモノに対して調べたりするので逆に時間がかかったり。沢山調べて、悩んだくせに、結局買わなかったりすると、『今までの時間返してよ〜』とチカチカした目でパソコンに悪態をつきたくなります。いや、パソコンは悪くない。夫にも何度言われたことか。
『え、まだ買ってないの?』
だよね、そう思うよね。
なので、『買う』ことをやめれば、そのエネルギーを使う必要がなくなるので、その分『捨てる』ことが出来るのではないかと考えました。
もちろん、必要なモノは買います。ストックはあったとはいえ、消耗品もなくなれば買うし。ただ、腰まであった髪の毛がベリーショートになって、明らかにシャンプーの減りは少なくなったし、また書きたいと思いますが、育児を始めて基礎化粧品もほとんど使わなくなった私、すっぴんでいることが増えたので化粧品も全然減らない。
コンタクトが面倒で眼鏡生活が板につき、、、あらら、こうやってみるとなんだか『身だしなみ』を捨てているようで、悲しくはあるのですが 涙 明らかにモノが要らない生活を過ごしていることに気づく。そうなると今まで当たり前だと思っていたものを違った視点で見ることに。
使っていなかったものを使う
例えば石鹸。私は固形石鹸で身体を洗いますが、贈り物なんかでいい香りのする石鹸を沢山頂いたりしていたんですね。香りづけに洋服と収納していたこれらの石鹸で身体を洗うことにしました。
京都限定の俵屋旅館の石鹸。上品な香りと泡立ちで贈り物にも喜ばれる品
これで身体を洗うと贅沢な気分。我が家にはこれがいくつもある。。。
また、毎年この時期ハンドクリームが欠かせないのですが、贈り物でもよくいただき、何本かストックがありました。なのでこの冬は買わずに過ごせそうです。
代替品を考える
例えば贈り物でいただいたボディソープ。うちでは使わないものですが、ハンドソープとして使用しています。手も身体の一部なんだし、成分は変わらないはず。厳密に言うと濃度は違うようですが、手が荒れることもなく問題なく使用しています。
また、つげ櫛のお手入れに椿油を使用していましたが、使用目的がお手入れ用だけになっていたため、なくなった時に新しいものを買わずに、今は常にあるホホバオイルでお手入れしています。
買わなくなってよかったこと
今までモノのあったところにスペースができることが嬉しい。
よく言われることですが、『場所の余裕は心の余裕』
本当にその通りだと思います。ゴチャゴチャしたところを見るより、スッキリ整頓された場所を見ている方が心に気持ちがいい。『もう少し整理しよう!』という気力が湧きます。
そしてものを買わなくなってよかったことの一つ
『お金が減らなくなった』
当たり前の事なんですけどね。私はアプリで家計簿をつけていますが、出産前と後では明らかに自分にかけるお金が減っているし。出産と同時期に仕事を辞めた私にとって、これは本当にありがたい。
お金が貯まる上に、心の余裕まで生み出してくれるなんて、いいことばかりではないか!?なーんて思いで、でも無理せずに、この『買わない生活』を過ごしていけたらなと思います。