子育ての恩恵?(否応なしに)肌断食が始まりました(涙)
一昔前、私はスキンケアに沢山お金を時間をかけていました。
日本ブランド、海外ブランド、高級オーガニック化粧品を一通り買いあさり、美顔器と言われるものも幾つか持っていたし、スキンケアはメイク落とし、洗顔石鹸、化粧水、美容液、クリームのフルライン。でもいつも何かトラブルを抱えていて、そのケアにまた基礎化粧品を買い、メイクで誤魔化す日々。それが当たり前だと思っていた。
でも、数年前に出会った友人により、私のスキンケアは変わりました。
彼女は透き通るような肌を持っていました。
『ファンデーションどこの使ってる?』
肌の綺麗な人にはとりあえず聞いてみたくなるこの言葉。彼女の答えは
『何にも塗ってへん』 そう、驚いたことにスッピンだったのです。
今までも、たまにスッピンの人はいらっしゃいましたが、でも彼女の肌はどの人よりも白く、毛穴レスのモチモチ肌でした。
どんな高級基礎化粧品と使ってるのかと思いきや、使っているのは保湿剤のみ。
『何もしない=無頓着』なのではなく、彼女はしっかりと肌のことを勉強した結果、
『肌には極力何もつけない方がいい』と気がついたらしいのです。
『何もしないのに、こんなに綺麗な肌が手に入るの?』と、驚き。
ちょうど同時期にテレビで『ガッテン塗り』というものが話題になっていました。こちらの美容法も基本保湿クリームをつけるのみ。
友人にしろ、ガッテン塗りにしろ
『肌トラブルの原因はスキンケアのしすぎ。色々ケアすることで肌を甘やかし、肌そのものの機能を低下させてしまうことにより起こるので、極力ケアせず、甘やかさずに肌そのものを強くしよう』という考え方。
おうおう、そんな考え方もあるのだね。と目から鱗状態。タイミングが重なったので、私も大好きだった化粧水だけやめてみることにしました。
案の定、始めた当初はガサガサの肌。洗顔後につっぱる肌に美容液を塗りこむ毎日。
でもそのうち肌も自分もその状態に慣れてきて気にならなくなりました。
『少しは強くなったのかな?化粧水代も節約になるし嬉しいな』
そう思いながらしばらくたった昨年秋、私はムスコ出産し、生活はがガラリと変わったのです。
毎日子育てに必死、自分のことは2の次3の次。
今考えると『一体どこまで切羽詰まってたの?』と不思議に思うのですが、
『ココロとカラダに余裕がない』
そんな状態で美容液なんて流暢に塗ってられなかった。お風呂上りにムスコの身体に保湿剤を塗り、そのまま自分の顔に塗るくらい。なんて可哀想な私の肌。
そしてふと気づく。
『。。。あらら?これって友人がやっていたスキンケアと一緒やん』
いや、もはやスキンケアとも言えないよね 涙
そんな風にして私の『肌断食スキンケア』が(否応なしに)始まりました。
とにかく今は油分のみ、それはホホバオイルだったり、オリジナルに作ったクリームだったり、ムスコの保湿後手に残ったワセリン(涙)だったりするわけですが。
手作りクリーム。ズバリレシピなしのオリジナル
シアバター、ミツロウ、ホホバオイルをこれでもか!という程適当に混ぜてレンジでチン。冷める直前にお気に入りのアロマオイルを数滴垂らします
最近はバッチリ化粧することもなくなったし、スッピンで過ごすことも多くなったので
朝は水で洗い、夜もぬるま湯で洗うだけ。石鹸はたまにしか使いません。
結果、肌状態はどうなったか。正直『めちゃめちゃキレイになった!』とは言えません。仕方ない、もともとがそんなに綺麗じゃなかったのだから。
でもあれだけケアをしていた時代とさほど変わりはない様子。であれば、お金と時間がかからない今で十分なのではと思います。
『肌断食』の参考に読んだ本。ここまでたどり着けるのが理想。
子育てによって、シンプルスキンケアに行き着いた私。今のところこれといったトラブルが見られないので継続していくつもりです。そのうちベースメイクなしでも綺麗な肌になれればラッキーだなぁと思います。