『捨て』が加速。ハレの日の衣装を断捨離しました。
子育てにおいて最も苦痛だと思われる時間(私にとって) それは『寝かしつけ』
何をするでもない、できるわけでもない、ただひたすらに真っ暗闇で子供が寝るのを息を潜めて待つ。音がしようものなら覚醒し、スマホでもチラリと見ようものなら、どんなに気をつけていても漏れてしまうブルーライトに反応して寝てくれない。
そのまま一緒に眠りにつければまだいい方。現実は食器洗いやら洗濯やらやらなければならない家事が残っている。。。よって一緒に眠ることはできない。
にもかかわらず、貴重な数十分間をじっと横たえていなければならない、全くもって生産性のない時間。。。ホント、毎日辛いです。
で、そんな時間どうやり過ごすか。できるだけ有効に使えないかなぁと考えるようになり、いつからか、私は子供が眠るのを待ちながら『次、何が捨てれるかな』と色々吟味するようになりました。
これが結構功を奏しています。なぜなら毎日確実に訪れる数十分間=捨てるものをじっくり掘り下げることができるから。実は、ぐっと断捨離の効率が上がったのはこの時からです。
その夜も『あれ捨てれるんじゃないか?』『これはどうか?』などと色々と考えあぐねていたところ、ふと実家のクローゼットに残されたワンピースの事を思い出しました。
- 結婚式出席用に買った黒のドレス
一昔前、結婚ラッシュがあった時代に購入したドレスです。当初の私にとっては少し奮発したフォーマルドレスを買いました。
なんとなーく、そういうの必要じゃないのかなって。
なんとなーく、そういう時のってカラーは黒色じゃないのかなって。
そう思って買ったドレス。もちろん普段は全く着れないような代物。
それでも1着くらいはあれば安心。もしもの結婚式の時に慌てなくて済む。
高かったんだし、まだ着れる。そう思って何の迷いもなく保管してあったのです、ええずっと『実家』に。
そして暗闇の中ムスコの隣ではたと気づく、『もうさ、年齢的にも結婚式って呼ばれないよね。』
ここ数年、結婚式とはご縁がありません。
と、いうか実は私自身もしてないし、私くらいの年齢になると友人たちは
『籍だけ入れて』結婚するパターンが多い。
『結婚式のために買ったワンピース、最後に着たのはいつだろう?』
そもそも私が結婚してから、今なお実家にある。というところで答えは出てますよね。
『必ず持っておかなければならないアイテム』から、一気に『不要なもの』へ降格。してしまった瞬間でした。
なので捨てることにしました。もう着ないなと。
- 『捨てるもの』に値段は関係ない。
このドレスが、今まで断捨離対象にならなかったのは
- 結婚式用のドレスは1枚は必要だろう と言う思い込み
- 何せ高かった割にそんなに着る機会がなく、勿体無い と言うケチ精神
が、邪魔をしていたからです。でも今後着る機会がないのなら、さっさと処分してしまうが正解。メルカリで同じような洋服の相場をチェック。なかなか売れていないようなので、現金化も諦め、処分することにしました。
こういう、『捨てるにはちょっと勿体無いと思えるもの』についてですが、『空白の法則』という考え方を知ってから、躊躇せずに捨てれるようになりました。
一緒に買った華奢なサンダルも断捨離。(こちらもメルカリで同じような商品の動向を確認したところ、売れていなかったので処分。)思えばこちらも全然履いてなかったな。一目惚れして買ったけど、痛すぎてとてもじゃないけれど普段履く気がしませんでした。(涙)
しかも久しぶりに箱から開けたら変色していた箇所があったりで、本当に、管理できる数しか物は持ってはいけないなとしみじみ思ったのであります。
なんとなく大物を処分できたので、とてもスッキリした気持ちになれて良かった。
『捨て』が加速した他のお話はこちら
お読みいただきありがとうございます。