世の中には『空白の法則』というものがあるらしい。
『メルカリにて断捨離』を諦めている今日この頃。
それでも捨てたいものは出てくるわけで。
しかもそれがあまり使っていなかったり、綺麗だったりすると、ついつい『何か』に変えたくなる衝動も、相変わらずやはり湧いてくるわけでして。
このどうしようもない、情けない『ケチケチ精神』を消化するにあたり、
目からウロコの大変良い法則を知ることとなりました。
- 『空白の法則』について
この法則は、ボブ・プロクターという方が提唱されています。簡単にまとめると、
- 宇宙には、何もない空間があると、それを埋めようとする働きがある
- 何か新しいものが欲しい場合は、入るだけの空間を作る必要がある
- なので、今あるモノや目に見えないようなもの(思考とか)の中で、自分に必要ない、いらないと思ったものはどんどん捨てて(断捨離)、いいものが入ってくる空間を作ったほうがいい
と、いう考え方であります。
しかもこの法則には続きがあって、いや続きのほうが重要なのですが
『その捨てようと思ったモノはお金などの、対価に変えてはいけない。』
のだそうです。
売却してしまうと、その対価として払われたお金が『新しく手に入ったもの』と認識されてしまい、それ以上のモノは入ってこなくなるらしい。
タダで捨てたり、人にあげたりすることを推奨されています。
先日、断腸の思いで捨てた大物アウター類。買取に出した結果、中には査定額が10円なんてのも。大切にしていたジャケットを泣く泣く手放したのに、私は『新しく入ってくるモノ』をたった10円として受けてしまったのですね。涙
まあ、こんな寂しいお話も有りますが、私はこの法則を知ってから、断捨離がスムーズに進むようになりました。なぜなら
『ただ捨てるだけ』でも大丈夫という理由ができたから。
自分の要らないものが人の欲しいものになるかもしれないこの世の中。
自分の持っていたモノに少しでも価値があるなら、その対価をもらってから手放したい。
そのために努力したい気持ちもあるけれど、今そこにエネルギーを費やせない。
そんなフラストレーションいっぱいで、手放すことのできなかったものがこの法則により手放しやすくなりました。
だって、空白が出来るんですもの。イコールそこに何か素敵なものが飛び込んでくるなんて。想像しただけでも嬉しい。空白作らなきゃって思いますよね。
こちらのバレエシューズ。実はずっとずっと手放したかった。
ただ、全然履いてないし綺麗な状態でなので、なんとか現金化できないかなと思っていて、でもメルカリで同じような商品は売れ行きも良くないし、高くないブランドだから買取にも出せないし。。。ずっと捨てることを躊躇していました。
同じブランドの柄違い。新品で20%のポイントまで付与されて売られてるのを見ると、とてもじゃないけれどメルカリにだって出せない。。。涙
そんな時にもこの『空白の法則』を思い出して、思い切ってゴミの日に処分することができました。
だって、そこに何か素敵なものが入ってきてくれるんだから。
こちら、何かお分かりになる方いらっしゃるでしょうか。。。
そう、無印のベッドの脚です。
無印でも人気の脚付きベッド。その脚です。
出産前に夫婦で使用していたベッドがこれだったのですが、布団生活になってベッドを処分する際に、上のマット部分は捨てて、こちらだけ捨てずに保管していたもの。
うちはこの脚が2組ありました。(私のとオットのと)
そんなにかさ張るわけでもないし、シンプルなベッドなので、子供二人が大きくなったら、同じの買って使うかなーとか思って。(何年後やねーんってね)
ただ、予期していなかったことが起きます。そう、商品のリニューアルにより旧商品であるこちらが使えなくなったのです。
そりゃそんなこともあるわよね。でもちょっと捨てるのが惜しくって、これまたメルカリで検索。コンスタントに出品されていて、決して高くはない値段だけれど、ちゃんと売れもしていた。なので出品しようか迷ったのですが。
やはり、そんなエネルギーがなく、えいっとゴミ箱に投げました。
『空白の法則』を信じて。
でもこれらを捨てた時、なんだか心がすっきりしました。『勿体ないな』とかいう気持ちじゃなくて、すっきり。
今まで、捨てたいのに色々と理由をつけてその時を引き延ばしていた。そんなうじうじした心も一緒に捨てられたようで。
これからも、まだまだ使えるような、惜しいようなものを捨てる時
この法則を信じて(言い訳にして)断捨離を進めていこうと思います。
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